革命が起こり、新しい政府が興ったばかりの大都市の外れ、「ギャロウズヒル」にある牢獄。そこがこの作品の舞台となる。主人公の懲罰吏「シグレ」の属する「懲罰吏組合」はある役人からの依頼で「本人が希望することはできうる限り叶えるように」との風変わりな指示の添えられた少女たちを収容することになります。主人公はいつもの仕事以外に指示された懲罰、痛みよりも辱めを目的とした懲罰を彼女たちへ与えながらも、なおかつ彼女たちの望みを適えながら釈放の日までを過ごすことなる。 　また「懲罰吏組合」はあくまで懲罰のみを虜囚に与えることに徹底し、不必要に残酷な、あるいは暴力的な言動や振る舞いはしない主義を持っている。虜囚が逃亡したりすればそれに対する新たな懲罰は与えますが、その時ですら礼儀正しく彼らに接する。

まさしく『調教もの』なのだが・・・・。
このゲームは主人公の懲罰吏（ちょうばつり）である「シグレ」が、虜囚とされた何人かの女性に懲罰を与えながら、彼女達を『命令された状態』、具体的には、パラメーターを『指定された値』にしていく事を目的とした調教シミュレーションとなる。例えば誇り高い女性の銃士は、晒し刑にして人前に出られないような○○を与えたり、高貴な女性に快楽を与え続けて淫らな女性へと変えていく。また物語自体は主人公の平易な一人称で語れているが、囚われの少女達が綴る日記という形で女性視点での語りも存在する。