頭脳明晰・スポーツ万能・容姿端麗に加え性格も（厳しいところはあるものの）優しいということで、周りからは「本当に凄い人には神様は二物も三物も与えるんだ」なんて言われている。
学園内では「武装美化委員」の委員長を務め、ルールを破る者に対しては大変厳しい。
しかし、アフターフォローがしっかりしているため、彼女を恨む者は少ない。（恨んでいる人間も、周りの信望が高すぎるため、悪いことを言いにくい）
それは、私生活であってもスキの無い「完全無欠の優等生」である彼女だからこそなせる技である。

「こんにちわ。ふふ、そんなに硬くならなくて良いのよ？」

なにせばかなので勉強は今ひとつどころか今みっつくらいだが、代わりに手先はもの凄く器用。
繕い物とか料理とかが大得意な、結構家庭的な女の子でもある。
ちなみに運動は、すばしっこくて決して苦手ではないのだが、ばかでドジなので、よく転んだり怪我をしたりしている。
性格はすこぶる良く、どんな相手にも笑顔で対応。正直者で裏表がないので、友人は多い。

「人間バンジー、塞翁が馬ですよ！」

現在はメイドとしてスター家に雇われているが、元々軍用のため家事に関してはぶきっちょ。
彼女の淹れるコーヒーの不味さには定評がある。

創造主であるアレイからシンイチの身の回りの世話をすることを命じられており、それを忠実にこなす。
しかし、彼女自身、それが「命令」の枠を超えたものであることを自覚している（理屈に合わないと感じながら）。
物語中盤以降、「感情」を身につける彼女だが、その際にはシンイチに対してお茶目でいたずらっ娘ではあるものの、「姉」のように「母」の様に振舞おうとする。
ちなみにロボコ、とはアレイが彼女につけた愛称。

「私に人間の感情はよく分かりません。しかし、シンイチ様がそうだと思われるなら、そうなのでしょう

交換留学生に選ばれるだけあり、頭の回転は大変早い。ただし、体力はあまりなく、運動は苦手。
更に機械の扱いにも慣れておらず、かなり不器用。
もの凄く寂しがり屋なのだが。同時にもの凄く人見知り。
もともと人付き合いが苦手な上に異界の地にやってきたせいで、人見知りっぷりは更に酷くなっている。
だが、意地っ張りなのでそんな自分の弱さを人に知られるのがイヤで、殊更ヤマアラシになるといいう面倒な娘さん。（現在身近に信頼できる人間がいない、というのもその一因）
言語の違いを翻訳機に頼っているため言葉使いがおかしいときがあり、それをからかわれるとキレて噛みついてくる。＋その他、苛立っているときはかなり攻撃的で、もはや猛獣の領域。

最初は物珍しさからちょっかいをかけていた学生達も、遠巻きに見つめるだけになってしまった。
他人には余り興味を持たないが、一度持つと独占欲が強く、ヤキモチも結構焼く。
しっかりしているようで非常に○○っぽいメンタリティを持っている少女でもある。

「ここ…… 森の声、よくきこえる…… デス」