主人公・荒浜の会社の同僚。年齢は荒浜と同年代（25） くらい。
もともと荒浜に対して想いを寄せており、ある日食事に誘ったことがきっかけで親密になった。
本人は恋人の立場にあると思っており、荒浜に結婚の話を振ったが、そこで初めて自分が単なるセックスフレンドその1であることを知って激怒する。
しかし、荒浜に対する想いは本物で、自分の良さをアピールして正式な交際・結婚をしようと迫ってくる。

「冷静に考えてください。結婚生活に必要なのは若さじゃないでしょう？　炊事とか洗濯とか掃除とか、そういうのができないと困ると思いませんか？」

荒浜の家の近くにある喫茶店を経営している女性。
年齢は荒浜よりやや上 （三十路手前） のお姉さんタイプ。胸と尻が大きい。
荒浜がヒマな時は何時間も店に居座っていたため、自然と親密な関係になっていった。
本人も自分がセックスフレンドであることは知っていたが、荒浜の類稀な精液の量の多さを気に入っている。
結婚自体には特に興味はないが、他の女のものになるのはもったいないと考えて、それならばと、自分の肉体の良さ、セックスの相性の良さをアピールして迫ってくる。

「それよりも彼が心を動かすもの。それは……体よ。彼はアタシの体が大好きなの。セックスのたびに、この胸を揉みくちゃにされちゃうの」

市内の学園に通う女子学生。
成績が伸びず学園に行くのが嫌になってサボった日、偶然荒浜に声をかけたことがきっかけで出会った。
荒浜が初めての相手であり、他の男とセックスしたことはない。
最初は自棄になって処女を捨てたため後悔したこともあったが、今では荒浜に対して仄かな想いまで寄せるようになっている。
基本的にマゾ体質な部分があり、イジメられるプレイを実は本人も気に入っている。
荒浜が結婚してしまうかもしれないと聞いて、自分の若さをアピールして迫ってくる。

「お嫁さんにするなら小鳥みたいに若い女の子のほうがいいよね？　荒浜さんいつも言ってるもん。若い子はやっぱり肌触りが違うなって」

有名な企業の会社社長。年齢は三十代中頃、熟女一歩手前くらい。
非常にお金持ちで、望むものはなんでも手に入れられるだけの権力も持っている。
街中を歩いていて引ったくりに遭ったところを、荒浜が助けたことがきっかけで出会う。
（実際は引ったくり○のほうから荒浜にぶつかってしまっただけ）
真貴子は未婚でセックスレスだったため、遊び半分でセックスに誘ったところ相性抜群。
数回のセックスの後、自分がSMで受けの性質があることをカミングアウトして、それ以来、気分が高まった時は荒浜に責めてもらうようになっていった。
荒浜が結婚する話を聞いて、他ヒロインのアピールを妨害する一方、金と身体で本格的な誘惑を開始した。

「ふふっ、家事なんて大した問題じゃないわ。そんなの使用人の1人でも雇えばいいのよ。少なくとも私は、彼に一般的な生活以上のものを与えてあげられるわ」

学園では生真面目な生徒会長として通っているが、本人はそのレッテルを嬉しく思っていない。
抑圧され、自分を偽って生きているのが嫌になり、半ば衝動的に出会い系サイトを利用して荒浜と知り合った。
セックス経験はなかったが、荒浜にそそのかされるような形で処女を捧げてしまう。
だがそれがきっかけとなり、荒浜とセックスしている時だけは、本当の自分を外に出せるようになっていった。
そのため、セックス中はかなり大声で喘いだり、卑猥な言葉を連呼したりする。
荒浜が結婚すると聞いて戸惑うが、自分にアピールできるポイントがないため不安に陥る。

「結婚は……で、できる、なら……とは、思いますけど……あんな大人の女の人達に敵うはずもないし……。だから、その……私なんかでも、良ければ……そばにいさせてください」

本作の主人公。年齢は二十代中頃。
かなりいい加減な性格で、とにかくセックス好きな男。
一応、会社勤めのサラリーマンだが、あまり有能なわけでもなくいつリストラされるとも知れない生活を送っている。
そのため、いつでもやる気がなく、また落ち込んだ溜息を漏らすことも多い。
当然、結婚など論外だと考えていたが、ひょんなことから5人のセックスフレンド全員から結婚を申し込まれ、あらゆる手を使ってアピールされるハメになってしまった。
体力はあるほうで、特に精液が常人離れしたほどに出るという特技（？） を持っている。