アジア館のガールズ・ガイド。古代舞踊のひとつ・バーラタ・ナッティヤムを踊る。
2年前に行方不明になった兄を捜し続けており、日本に兄がいるとの話を聞いてフェスタへの参加を決意した。
遠い異国に来たのはいいが、どのようにして兄を捜していいか途方に暮れている。兄がいた頃は快活だったらしいが……。
東南アジア館のグエン、西ヨーロッパ館のマリーと仲が良い。 特にグエンとは気が合うのか、ふたりで買い食いするところを見かける時がある。

「兄さま……アミは頑張って踊ります……」

【民族衣装】サリー
5千年もの歴史があると言われる衣装。
縫っていない1枚の布を用い、長さは5～11ｍにもなる。

東南アジア館のガールズ・ガイド。元気いっぱいなお姫様。
自分がお姫様だということを○く意識しているが、その反対に腫物に触れるような特別扱いをしてほしくないと思っている。
実は理想の男性を捜しており、日本でステキなラブロマンスが訪れないか……と、夢見心地。
アジア館のアミーシャー、西ヨーロッパ館のマリーと仲が良い。マリーのような女性に憧れていると公言している。

「東南アジア館はとってもエキゾチック！　ボクが案内するから、絶対来てね！」

【民族衣装】アオザイ
18世紀に中国から入ってきたチャイナドレスを起源とする。
薄絹や麻などを用い、薄い布地で風通しが良い。

中央アジア館のガールズ・ガイド。ベリーダンスのダンサー。
非常に奥手で男性が苦手。だが反面、女性の繊細さが好きで気がつけば少しレズっ気が出てきている。しかし本人にその自覚はない。
ヨーロッパ館のレイラと仲が良い。レイラの生き様を素晴らしいと思い、いつもにこやかに彼女の話を聞いている。

「ようこそ中央アジア館へ。ベリーダンスのショーもしています。開演時間はもうすぐですので、ぜひご覧になってください」

【民族衣装】ベラ
肌を多く露出し、女性の美しさを前面に押し出した衣装。
紀元前のエジプトの壁画に、その起源らしい衣装を見ることができる。

東アジア館のガールズ・ガイド。演舞団（サーカス）のスター。
面倒見の良さから、一座ではお姉さん的立場になっている。
努力を積み重ねることこそ、意義もあれば意味もあると考えるマジメな女性。
いつもメガネを愛用している。ステージに出る時はコンタクトを着用していたが、一度メガネのままでステージをしたところ評判が良く、以来コンタクトは卒業した。

「お代は見てのお帰りに……なんて野暮なことは言いません。
今すぐ払っていたただいても、決して損な気分をさせないショーをお見せしましょう」

【民族衣装】チャイナ・ドレス
明の時代、中国の東北部（旧・満州）の遊牧民の服が起源と言われる。

西ヨーロッパ館のガールズ・ガイド。フラメンコダンサー。
情熱的なフラメンコを踊ることで有名。
惚れっぽく、すぐに男に言い寄ってはふられてしまうことの繰り返し……。ただいま恋愛50敗以上。
ヒターナであることを誇りに、いまだ見ぬ恋人のためにフラメンコを踊り続ける。
東南アジア館のグエン、中央アジア館のアミーシャーと仲が良い。ふたりを妹のように思っている。

「あなたのこと、気に入っちゃった。ベッドの中で日本語教えてくれると……嬉しいな」

【民族衣装】フラメンコ・ドレス
ヒターナ地方の女性の、バタと呼ばれるドレスが起源と言われる。
伝統的衣装ではあるが、流行により様々にデザインが変化するのも魅力のひとつ。

ヨーロッパ館のガールズ・ガイド。貴族のご令嬢。
日本に来ているのは絶対的立場の父親の命令。
親に反発したい気持ちをグッと押さえ、非常に不本意に思いつつガールズ・ガイドを勤めている。
中央アジア館のファティマと仲が良い。レイラの話を真剣に聞いてくれて、いい話し相手だと思っている。

「このわたくしが、あなたのためにヨーロッパ館を案内してあげましょう。光栄に思いなさい」

【民族衣装】オハラ・ドレス
中世ヨーロッパ、貴族社会で広まったドレス。
ゆったりと広がる裾が特徴的。

東アジア館のガールズ・ガイド。白山財閥のご令嬢。
伊座凪のパートナーにして共○者、そして許嫁。
普段は穏やかな立ち振る舞いと柔らかい言葉遣いで、おっとりした雰囲気をかもし出している。
だがその仮面の裏には異常なほど嫉妬深く、彼女自身の幸せのためならどんな犠牲もいとわない本性が隠されている。

「伊座凪さまと結婚するためなら……他の女の人生、何人狂わせてもかまやしませんえ」

【民族衣装】振袖
袖の長い着物で、未婚女性が着用するもっとも格式の高い着物。
江戸初期の踊り子の“袖を振り愛情を示す”、“袖にすがって哀れみを請う”という姿を当時の未婚の女性がマネをし、流行したことで定着した。

「相手の心を手玉にとるというのは、とても楽しいことさ……」